第 142回 ヒューマンコンピュータインタラクション研究会

142回研究会@秋葉原筑波大学東京リエゾンオフィスは,地震の影響により,中止することになりました.今後の対応につきましては,このページに記載してまいります.

今後の対応
1.学生奨励賞については対象とさせていただきます。登壇予定者が学生であった場合には、下記照会/申込先までご連絡ください。
2.発表希望者につきまして、23年度の各研究会での振替を受け付けます。希望者は下記照会/申込先までご連絡ください。


本研究会では,続けるインタラクションや飽きさせないインタラクション,さらに逆に,あえて続けないインタラクション,一回限りのインタラクションなど,「継続」に関するインタラクションを広く募集します.
たとえば,ユーザが飽きてしまわないシステムのインタラクション手法や,継続利用してもらうサービスの仕組みなど.あるいは逆に,一回だけで終わるインタラクションや一度きりの大切な機会を大事にするインタラクションもあるかもしれません.このように,継続に関するインタラクティブシステムについて幅広い議論をしましょう.
もちろん,HCIに関連する一般テーマの発表も受け付けます.
多数の御発表をお待ちしております.

研究会への参加申し込み
・研究会の事前参加申し込みは不要です.直接会場にお越しください.
・参加費は会員区分により異なります.なお発表者も参加費が必要です.
 参加費等の詳細はこちらの「研究発表会に参加する」をご参照ください.
 http://www.sighci.jp/contents/page/join

第142回 情報処理学会ヒューマンコンピュータインタラクション研究会
日時:2011年03月17日(木)-18日(金)
場所:筑波大学東京リエゾンオフィス(秋葉原ダイビル14階)
http://www.ilc.tsukuba.ac.jp/TLO/office.html

イブニングセッション:「インタラクションの継承」
日時: 2011年03月17日(木)17時~18時30分
場所: アーツ千代田3331 1F コミュニティスペース
http://www.3331.jp/access/

プログラム
2月24日 14時更新
3月17日(木) 一日目
受付  9:30~10:00
1 10:00~10:25 音声対話システムにおける継続性向上の要因
○宮澤幸希,小川義人,松尾智信,中山真太郎,常世徹,桝井祐介,菊池英明(早大)
2 10:25~10:50 能動的情報収集対話システムを目的とした対話終了判断モデルの構築
○小川義人(早大),村上真(東洋大),白井克彦(早大)
3 10:50~11:15 アクション継続長制御を利用するPOMDP対話制御
○南 泰浩,目黒豊美,東中竜一郎,堂坂浩二,前田英作(NTTコミュニケーション科学基礎研究所)
4 11:15~11:40 音声発話に伴う自然な頭部動作の生成における考察
○劉超然(大阪大学基礎工学研究科/ATR知能ロボティクス研究所),石井 Carlos 寿憲(ATR知能ロボティクス研究所),石黒浩(大阪大学基礎工学研究科/ATR知能ロボティクス研究所)
昼休憩 11:40~12:50
5 12:50~13:15 閲子:ブラウジング対象拡張のためのバランス理論を応用したウェブ閲覧履歴共有システム
○金屋陽介,西本一志(北陸先端科学技術大)
6 13:15~13:40 学内交流促進を目的としたイントラSNSにおける友人推薦手法の検討
○韓超,小林智也,西本一志(北陸先端科学技術大)
7 13:40~14:05 AirDiary : Bluetoothデバイス検出履歴を用いた半自動日記生成ツール
○牛越達也,河野恭之(関西学院大)
8 14:05~14:30 閲覧行動モニタリングに基づく検索意図の抽出と検索結果の分類
○南翔太郎(東京都市大)
休憩 14:30~14:40
9 14:40~15:05 影インタフェースを用いた在室確率の提示方法がユーザに与える印象の調査
○享保 良平,山本 景子,倉本 到,辻野 嘉宏(京都工芸繊維大)
10 15:05~15:30 各乗員の視野の差異による認知フレームの分割と多重化が自動車内会話に与える影響について
○藤田恭平,西本一志(北陸先端科学技術大)
11 15:30~15:55 電気味覚を活用した飲食コミュニケーションの可能性
○中村裕美,宮下芳明(明治大)
12 15:55~16:20 トラブルシューティングにおける情報収集プロセス:熟練者はどのように手がかりを得ているか
○高山千尋,大野健彦(NTTサイバーソリューション研究所)
17:00- イベント(計画中)

3月18日(金) 二日目
受付 9:30~9:50
13 9:50~10:15 libenote: アノテーション付加による知識蓄積型電子書籍の提案
○秋山博紀, 安村通晃 (慶應義塾大学)
14 10:15~10:40 リアルタイム映像の共有に基づくコミュニケ―ション型ブロードキャストシステム
○伊藤永悟,藤田光治,藤本貴之(東洋大)
15 10:40~11:05 3Dディスプレイを用いたリアルタイムな局所立体視手法の提案とその試作
○持田光将,深井佑希,伊藤永悟,藤田光治,佐野勇司,藤本貴之(東洋大)
16 11:05~11:30 拡張現実を用いた折り紙の製作指導システムの提案
○北村勇也,岡誠 (東京都市大)
17 11:30~11:55 ユーザとエージェント間の適応ギャップの展開
○黒澤里恵,小松孝徳(信州大),山田誠二(国立情報学研究所)
昼休憩 11:55~12:55
18 12:55~13:20 クリップ検索帳:店頭におけるウェブ情報を活用したショッピングのための支援ツール
○加藤大騎,安村通晃(慶應大)
19 13:20~13:45 創造的「思いこみ」を支援するHCIモデル
○池田文人(北海道大)
20 13:45~14:10 生体信号を利用した繰り返し運動における非定常行動の抽出
○家元 真司,戸田真志,櫻沢繁(公立はこだて未来大学),秋田純一(金沢大),近藤一晃,中村裕一(京都大)
21 14:10~14:35 ユーザインタフェースのための線形制約解消系
○細部博史(国立情報学研究所)
休憩 14:35~14:45
22 14:45~15:10 文字アニメーションが観賞者の感情に与える影響
○上田晃寿(京都工芸繊維大),水口充(京都産業大),山本景子,倉本到,辻野嘉宏(京都工芸繊維大)
23 15:10~15:35 オノマトペから感じる印象の客観的数値化方法の提案
○秋山広美,小松孝徳(信州大),清河幸子(中部大)
24 15:35~16:00 楽曲嗜好データを用いた楽曲発見支援ツールの開発
○白井智子,三末和男,田中二郎(筑波大)
25 16:00~16:25 表とパラレルコーディネートを組み合わせた視覚的分析ツールの評価
○結城崇,三末和男,田中二郎(筑波大)
26 16:25~16:50 ファッションイメージキーワードに基づいたコーディネートシステムの提案
○神間唯,丸谷宜史,梶田将司,間瀬健二(名古屋大)
17:00 終了


イブニングセッション
内容:
書籍や絵画、彫刻は図書館や美術館などに収蔵・展示され、その内容を後世に伝えるための様々な努力が続けられています。しかし、こと「体験」の保存となると、非常に難しい問題が沢山残っています。特にインタラクションはその性質上、ハードウェアが密接に関わってくるため、動態保存の問題はコンテンツやソフトウェアとは事情が異なっており、ビデオゲームやインタラクティブアート、大型アトラクションなどの体験を後世に伝える上で大きな障害があります。そうした動きの中で、草の根による保存の努力も注目されており、個人による「作ってみた」といって、DIY的にレプリカを作り出す例が増えてきています。イブニングセッションでは、こうした動態保存の問題に取り組んでいる人々をお招きして、「インタラクションの継承」という問題に切り込んでいきます。

パネリスト(予定):
常盤拓司(公立はこだて未来大学/慶應義塾大学)
岩城進之介(株式会社ドワンゴ)
伊豫田旭彦(株式会社ドワンゴ)
司会: 福地健太郎(明治大学)

※ディスカッションの様子は「ニコニコ生放送」による生中継で放送いたします。


照会/申込先
sighci142@sighci.jp(@が全角になっていますので半角にご変更下さい)

研究報告集について
・研究会活動のオンライン化と研究報告のオンライン出版(印刷物の廃止)について
http://www.ipsj.or.jp/03somu/kinen_jigyo/50anv/d-library/dl-sig.html
SIGHCI142担当
主査:西本一志(JAIST)
幹事:志築文太郎(筑波大)/宮下芳明(明大)/新西誠人(リコー)/三浦元喜(九工大)/中村聡史(京大)/中村嘉志(産総研)
担当運営委員:福地健太郎(明大)/湯浅将英(電機大)/矢島彩子(富士通)/伊豫田旭彦(ドワンゴ)/新西誠人(リコー)

発表申し込み
発表申込締切日:2011年01月14日(金)
締め切りました
原稿締切日:2011年02月21日(月)

【発表申し込み方法】
下記内容を記した電子メールを下記照会/申込先までお送りください
メールの題名(subject)の先頭には[SIGHCI142発表申込]を付けてください

HCI研究会(第142回)発表申し込み

1.申込者/発表者情報
氏名(ふりがな):
所属:
原稿依頼送付先(連絡先)郵便番号:
所在地:
宛名:
電話番号:
e-mail:

2.発表内容
発表題目:
著者氏名とその所属(共著者含む):
※同じ所属の人が連続する場合は所属をまとめて下さい。
※登壇予定者の氏名の前に○を付けて下さい。
要旨(200字以内):