第 151回 ヒューマンコンピュータインタラクション研究会
(第3回対話システムシンポジウムとして,情報処理学会SLP研究会と共催,人工知能学会SLUD研究会と並列開催) 日時:2013年2月1日-2月2日
場所:ニューウェルシティ湯河原(静岡県熱海市)
今回は合宿形式の研究会ですので,参加申し込みが必要です.
申し込みは以下のURLからお願いいたします.
http://goo.gl/Obcng
参加申込み期限は 1月18日(金) です.
注)宿泊を伴う参加が難しい場合には,部分的な参加が可能な場合もありますので, HCI担当幹事(小倉)までお問い合わせください.
宿泊・食事代: 15000円(1日の夕食,2日の朝食・昼食代を含む)
参加費:
- SLP研究会またはHCI研究会に登録されていない方は,別途研究会参加費が必要
(詳細:http://www.ipsj.or.jp/kenkyukai/sanka.html)
- SLUD研究会に登録されていない方で資料が必要な方は,別途資料代が必要
予稿なしでのデモは,引き続き募集しています.ご希望の方は,担当幹事の
いずれかにご連絡のうえ,以下のURLから概要をご記入ください.
http://goo.gl/lkFKp
こちらの締切も 1月18日(金) とします.
【問い合わせ先】
1日目(2/1)
・セッション1: 音声対話システム基盤技術 (13:00~14:15) 3件
・セッション2: 携帯デバイス・入力インタフェース(14:25~16:05) 4件
・招待講演 (16:20~17:00)
・デモ展示紹介セッション (17:00-17:25)
・企画セッション(17:30~18:30)
・デモセッション (21:00~22:30) 11件
2日目(2/2)
・セッション1: 評価・分析・デザイン (9:00~10:40) 4件
・セッション2: 対話状況理解・制御 (10:55~12:10) 3件
・セッション3:インタラクション/コミュニケーション分析(HCI/SLUD一般)(13:10~15:15) 5件
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【関連企画2】
■研究報告集について
SLP 駒谷 和範(名古屋大) komatani
HCI 小倉 加奈代(北陸先端大) k-ogura
SLUD 東中 竜一郎(NTT) higashinaka.ryuichiro
岡田 将吾(東京工業大) okada
【開催趣旨】
一昨年度から,対話システムシンポジウムと銘打ちまして,SLUD研究会を中心に,
国内の対話システム研究者が一堂に会する機会を設け,研究討論と情報交換を行
ってきました.昨年度のシンポジウムでは,SLUD,HCIの両研究会で,関連する
研究者によるパネルディスカッションを行いました.その中で,研究背景の違い
により,人間の外側に存在する「人間のようなシステム」を目指す立場と,人+
システム→「拡張された人間」の実現を目指す立場の違いが浮き彫りになり,そ
れぞれの研究の位置づけや方向性に関する理解を深める議論ができました.
今年度は,この対話システムシンポジウムを,SLP,HCI,SLUDの3研究会合同で
運営します.対話システムは統合システムであるため,その要素技術や評価方法
を含めると,その研究発表は多様な分野に分散しています.対話システムに関連
する発表会を3研究会合同で行うことにより,内部の研究者にとっては,今まで
の研究会の枠に捉われない議論ができ,また外部の研究者にとっては,現在国内
で行われている対話システム研究の概観が掴める場としたいと考えています.本
シンポジウムによって,国内の対話システム研究がより一層の発展を遂げること
を期待しています.
【関連企画1】
人工知能学会論文誌で,特集「知的対話システム」(2013年4月19日締切)を企
画しております.本シンポジウムで発表し,議論した内容を発展させ,本特集号
へ投稿することも是非ご検討ください.詳細は以下のURLをご参照ください.
http://www.ai-gakkai.or.jp/pse_201401/
【関連企画2】
人工知能学会誌2013年1月号に,特集「音声対話システムの実用化に向けて」が
掲載されます.そちらも是非ご一読ください.
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【プログラム】発表は1件25分(質疑時間を含む)
※SLPとHCIは共催のため,通して番号を付与しています.
[SLP-1] 音声対話システム用クラスN-gramモデルによるドメイン固有語の認識率向上>
森 祥二郎, 駒谷 和範, 佐藤 理史 (名古屋大)
[SLP-2] マルチドメイン構造を用いたセマンティックWeb検索対話システムの提案
小澤 克貴, 荒木 雅弘 (京都工繊大)
[SLUD-1] 意外性のある質問応答のためのトピック制御と発話文組み合わせ手法
齋藤 彰弘, 松山 洋一, 轟 あずさ, 小林 哲則 (早稲田大)
[HCI-3] 歩行中のスマートフォン使用時における障害物検出および提示手法の提案と評価
野田口 宗, 赤池 英夫, 角田 博保(電気通信大)
[SLP-4] 短文を投稿するための音声対話システム
竹内 誉羽 (ホンダ・リサーチ・インスティチュート・ジャパン), 藤堂 祐樹 (豊橋技科大), 中野 幹生 (ホンダ・リサーチ・インスティチュート・ジャパン)
[HCI-5] 単発音を利用したハンドジェスチャインタラクション
齋藤 央, 赤池 英夫, 角田 博保(電気通信大)
[HCI-6] 3Dディスプレイを用いた開散性眼球運動による入力手法
工藤 慎也, 岡部 浩之(電気通信大), 蜂須 拓, 佐藤 未知, 福嶋 政期(電気通信大/日本学術振興会),梶本 裕之(電気通信大/科学技術振興機構さきがけ)
[SLUD-2] 音声対話システムの進化と淘汰
河原 達也 (京都大)
1件1.5分(発表1分,入れ替え30秒)を予定
パネルディスカッションを実施予定
[SLP-7] Webブラウザ上でMMIシステムを実行可能にするJavaScriptライブラリMMI.jsの提案
菊地 泰己, 桂田 浩一, 入部 百合絵 (豊橋技科大), 新田 恒雄 (早稲田大/豊橋技科大)
[SLP-8] ロボット自身のマイクを介したNaoとの音声対話
駒谷 和範, 中島 大一, 杉山 貴昭 (名古屋大)
[HCI-9] 携帯型情報処理端末を連携したインタフェースの提案と評価
池田 由優, 赤池 英夫, 角田 博保(電気通信大)
[HCI-10] ジョギングの継続を支援するシステムの提案・実装・評価
清藤 智哉, 赤池 英夫, 角田 博保(電気通信大)
[HCI-11] 音響マクロ : マウス操作の音響記録・再生・配信と編集
太田 佳敬, 高橋 治輝, 中橋 雅弘(明治大), 宮下 芳明(明治大/科学技術振興機構CREST)
[HCI-12] そろそろ時間じゃない?なんか焦げ臭くない?
松岡 拓人(明治大), 宮下 芳明(明治大/科学技術振興機構CREST)
[HCI-13]「数値メモ」のための入力手法
井川 洋平(明治大), 宮下 芳明(明治大/科学技術振興機構CREST)
[HCI-14] 信頼性を下げることによる感情緩和表現
大家 眸美(明治大), 宮下 芳明(明治大/科学技術振興機構CREST)
[HCI] ソーシャルテレプレゼンスの向上に向けた遠隔指相撲ロボットハンドの開発 [原稿なし]
塩崎 恭平(大阪大), 田中 一晶(大阪大/科学技術振興機構CREST), 中西 英之(大阪大)
[SLUD-3] 課題解決知識を用いた音声アシスタント
岩田 憲治, 若木 裕美, 伊藤 雅弘, 山崎 智弘, 市村 由美, 永江 尚義 (東芝)
[SLUD-4] 音声対話システムのネットワーク型開発ツール:WFSTDMBuilder
水上 悦雄, 堀 智織, 翠 輝久, 柏岡 秀紀 (情報通信研究機構)
[HCI-15] インドアコモンセンスに基づく高齢者のマルチモーダル体感情報理解
池谷 謙吾, 小川 慧, 神谷 直輝, 柴田 健一, 石川 翔吾, 桐山 伸也, 竹林 洋一(静岡大)
[SLP-16] 対面業務支援を想定した連続発話可能な同時通訳システムの開発と評価
釜谷 聡史, 坂本 明子, 渡辺 奈夕子, 鈴木 博和, 藤井 寛子, 舘森 三慶, 河村 聡典,住田 一男 (東芝)
[SLP-17] 複数の対話エージェントを用いた音声対話システムの分析と評価
藤堂 祐樹 (豊橋技科大), 西村 良太 (名古屋工業大), 山本 一公, 中川聖一 (豊橋技科大)
[HCI-18] 人間的特性に立脚した次世代コミュニケーションメディアの探求
小倉 加奈代, 西本 一志(北陸先端大)
[SLP-19] 複数人会話におけるロボットによる視聴覚情報に基づくアクティブユーザの推定
中島 大一, 駒谷 和範, 佐藤理史 (名古屋大)
[SLP-20] 対話中のユーザ状態逐次推定のための多段階識別手法に関する検討
千葉 祐弥 (東北大), 伊藤 仁 (東北工業大), 伊藤 彰則 (東北大)
[SLUD-5] 多人数会話活性化のためのタイミング検出と発話行動戦略
松山 洋一, 渡邉 萌実, 秋葉 巌, 小林 哲則 (早稲田大)
[HCI-21] 知識伝達インタフェースとしての科学コミュニケーター: 日本科学未来館におけるインタラクション行動分析
坊農 真弓(国立情報学研究所), 緒方 広明(徳島大), 高梨 克也(科学技術振興機構さきがけ/京都大), 大崎 章弘, 落合 裕美, 森田 由子(日本科学未来館)
[SLUD-6] アンドロイドらしさは会話によっていかに組織化されるか。 ― 演劇『三人姉妹』のマルチモーダル分析 ―
細馬 宏通 (滋賀県立大), 坊農 真弓 (国立情報学研究所), 石黒 浩, 平田 オリザ (大阪大)
[SLUD-7] 食事中のジェスチャーはいかにして可能か
天谷 晴香 (東京大), 東山 英治, 伝 康晴 (千葉大), 坊農 真弓 (国立情報学研究所)
[SLUD-8] 遠隔通信環境での行為同期の達成: ろう者と聴者のじゃんけんのタイミング分析
城 綾実 (滋賀県立大/日本学術振興会), 菊地 浩平, Johannes Preis, Tianjao Wang (国立情報学研究所), 細馬 宏通 (滋賀県立大), 坊農 真弓 (国立情報学研究所)
[SLUD-9] 保健指導会話における相互信頼感構築の分析とモデル
片桐 恭弘 (はこだて未来大), 石崎 雅人 (東京大), 伝 康晴 (千葉大), 高梨 克也 (京都大), 榎本 美香 (東京工科大)
【関連企画1】
人工知能学会論文誌で,特集「知的対話システム」(2013年4月19日締切)を企
画しております.本シンポジウムで発表し,議論した内容を発展させ,本特集号
へ投稿することも是非ご検討ください.詳細は以下のURLをご参照ください.
http://www.ai-gakkai.or.jp/pse_201401/
人工知能学会誌2013年1月号に,特集「音声対話システムの実用化に向けて」が
掲載されます.そちらも是非ご一読ください.
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・研究会活動のオンライン化と研究報告のオンライン出版(印刷物の廃止)について
http://www.ipsj.or.jp/03somu/kinen_jigyo/50anv/d-library/dl-sig.html
■SIGHCI151担当
主査:西本一志(JAIST)
幹事:新西誠人(リコー)/三浦元喜(九工大)/中村聡史(京大)/中村嘉志(国士舘大)/福地健太郎(明大)/吉高淳夫(JAIST)/小倉加奈代(JAIST)/小松孝徳(信州大)
担当運営委員:小倉 加奈代(JAIST),小坂 崇之(神奈川工科大),坊農 真弓(国立情報学研究所),矢島 彩子(富士通)