第 154回 ヒューマンコンピュータインタラクション研究会
概要
- 日時: 2013年8月5日(月)・6日(火)
- 場所: 箱根湯本温泉 湯本富士屋ホテル
〒250-0392 神奈川県足柄下郡箱根町湯本256-1
テーマ: インタフェースとインタラクション
HCIPのテーマ: インタラクションって何?
コンピュータにおけるインタフェースとは一般的に「入出力装置」を指しますが,一方,物理学では「界面」を指します.界面(インタフェース)は相と相とが互いに作用(相互作用)し合ってできる境界面であることを考慮すると,インタフェースはインタラクションの実態とも考えることができるでしょう.そこで本研究会では,より良いインタフェースのデザインを通じてインタラクションの本質を考え直すような議論を狙います.もちろん,HCIに関連する一般テーマの発表も受けつけます.多数の御発表をお待ちしております.
宿泊の案内
・お部屋の案内と予約方法HCIP参加費,和室もしくは洋室の相部屋,1泊3食付き,
宿泊申込を締め切りました.
※ HCI154参加費は別途必要になります.
※ 発表者も宿泊を希望する場合は,宿泊の申込が必要です.
※ 数日以内に宿泊担当者から折り返し確認のメールをお送りします.
※ もし確認メールが届かない場合には,下記照会先までご連絡ください.
※ 宿泊者情報はHCI154担当者がその運営のために使用すると共に,宿泊施設に提供いたします.
※ 宿泊申し込みに際しては,下記キャンセルポリシーを承諾いただいたものとみなします.
・キャンセルポリシー
7月16日以降:キャンセル料20%
7月29日以降:キャンセル料30%
8月4日以降:キャンセル料40%
8月5日以降:キャンセル料50%
研究会開始後:キャンセル料100%
HCIPの開催
初日の夕食後,グループに分かれて,「インタラクションって何?」と題して語り合う時間を設けています.是非ご参加ください(おつまみ,飲み物類の提供を歓迎いたします).あらかじめ参加者の皆さまから数人の話題提供者を募ります.話題提供していただける方は,物理における作用・反作用から人と人とのコミュニケーションまで様々なインタラクションがある中で,ご自身が興味を持つインタラクションの具体例とそれに関連した何らかのキーワードを挙げていただき,テーマ名を設定してください.それがグループディスカッションのグループ名になります.
グループディスカッションの前に,話題提供者がご自分の研究や興味の中で,語り合いたい内容や最近の状況を5~10分程度で簡単に説明していただきます.参加者はグループを選択して分かれます.議論終了後,議論した内容を話題提供者ではない人に発表していただきたいと思います.
HCI分野の研究者が大勢集まる貴重な機会ですので,積極的に話題のご提供をいただき,ご自分の研究の発展にも是非活用していただければと思います.
プログラム
1日目 8月5日(月)---------------------------------------
■セッション1: モバイル端末14:00-14:25 (1)SyncBlink: 同期した刺激によるナビゲーション
○綾塚祐二(電通国際情報サービスオープンイノベーション研究所) 14:25-14:50 (2)携帯端末を用いた指し示し動作による機器選択操作手法のユーザビリティ検討
○松元崇裕(NTTサービスエボリューション研究所), 瀬古俊一(NTTサービスエボリューション研究所), 青木良輔(NTTサービスエボリューション研究所), 井原雅行(NTTサービスエボリューション研究所), 山田智広(NTTサービスエボリューション研究所) 14:50-15:15 (3)情報密集地域における情報識別性の向上を目指した提示手法の検討
○藤田一秀(関西大学), 山本真也(関西大学), 篠木良(関西大学), 松下光範(関西大学)
■休憩
15:15-15:25
■セッション2: タッチパネル
15:25-15:50 (4)タッチパネル搭載端末同士を重ねる操作による端末連携手法
○三田裕策(筑波大学大学院システム情報工学研究科), 志築文太郎(筑波大学システム情報系), 田中二郎(筑波大学システム情報系)
15:50-16:15 (5)QWERTYソフトキーボード上のフリック日本語入力システム
○桜井雄介(慶應義塾大学), 増井俊之(慶應義塾大学)
16:15-16:40 (6)タッチパネル端末における2本指を用いたアイズフリーかな文字入力手法
○箱田博之(筑波大学情報学群情報メディア創成学類), 深津佳智(筑波大学大学院システム情報工学研究科), 志築文太郎(筑波大学システム情報系), 田中二郎(筑波大学システム情報系)
■HCIP - インタラクションって何?
20:00-22:00 話題提供者によるプレゼンテーションの後,グループに分かれてディスカッションします.
話題提供者
小倉加奈代「インタラクションと安心/安全/信頼感」
栗原一貴「インタラクションしたくない支援」
2日目 8月6日(火)---------------------------------------
■セッション3: ヒトとヒト
09:30-09:55 (7)適応アルゴリズム理解におけるバイアスの役割
○寺田和憲(岐阜大学), 山田誠二(国立情報学研究所), 伊藤昭(岐阜大学)
09:55-10:20 (8)遠隔握手の方法がソーシャルテレプレゼンスに与える影響
○和田侑也(大阪大学大学院工学研究科), 田中一晶(大阪大学大学院工学研究科/CREST), 中西英之(大阪大学大学院工学研究科)
■休憩
10:20-10:30
■セッション4:
10:30-10:55 (9)東京地下鉄ネットワークの三次元可視化に関する研究
○大平哲史(青山学院大学附置情報メディアセンター)
10:55-11:20 (10)Wet Display: 視覚的乾湿感を用いた情報提示システム
○束川卓也(関西大学), 松下光範(関西大学)
締切
発表申込締切日:2013年7月1日(月)原稿締切日:2013年7月11日(木)※必着
※投稿システムの変更に伴い,原稿締切が厳格化されています.一切の遅延が許されませんのでご注意ください!
発表申し込み方法
下記 URL よりリンクを経由して,情報処理学会の発表申し込みサイトにアクセスしてください.https://ipsj1.i-product.biz/ipsjsig/HCI
原稿の送付も同じシステムで行います.
原稿フォーマットについては情報処理学会の下記URLを参照してください.
http://www.ipsj.or.jp/kenkyukai/genko.html
※会場の都合上,発表件数に上限があります.発表申込が多数の場合,申込順に発表を受け付け,上限に達した場合には発表をお断りさせていただく場合がありますので,あらかじめご了承ください.
HCIPでの話題提供
HCIPで話題提供いただける方は、 *発表申込とは別に* 発表申込締切日までにテーマ名を記した電子メールを下記照会/申込先までお送りください.
研究報告集について
・研究会活動のオンライン化と研究報告のオンライン出版(印刷物の廃止)についてhttp://www.ipsj.or.jp/03somu/kinen_jigyo/50anv/d-library/dl-sig.html
照会/申込先
sighci154@sighci.jp (@が全角になっていますので半角にご変更下さい)
SIGHCI154担当
主査:河野恭之(関学大)幹事:中村聡史(京大)/中村嘉志(国士舘大)/福地健太郎(明大)/吉高淳夫(JAIST)/小倉加奈代(JAIST)/小松孝徳(明大)/光永法明(大教大)/寺田和憲(岐阜大)
担当運営委員:福地健太郎(明大)/櫻沢繁(未来大)/鈴木優(宮城大)/田中一晶(阪大)/山本倫也(関学大)/運営サポート:小松孝徳(明大)