第 164回 ヒューマンコンピュータインタラクション研究会

お知らせ
研究発表会の会場はホテル内ではなく,ホテルから徒歩数分の場所にある福江文化会館・会議室です.
ホテルへのチェックインは初日の研究発表プログラムの終了後に行いますので,初日は発表会会場まで直接お越しください.

福江文化会館のメインドアは使えないことがありますので,そのすぐ左手にあるドアから中にお入りください.会場の会議室は2Fにあります.
概要
■ 開催期間:2015年7月31日(金)~8月1日(土)
■ 開催場所:福江文化会館・会議室(長崎県五島市池田町1番2号)
■ 宿泊場所:カンパーナホテル(長崎県五島市東浜町1丁目1番1号)
※HCI164は研究発表会の開催施設と宿泊施設が異なります(施設間は徒歩数分で移動できます).

■ 発表申込締切:6月1日(月)23:59 → 6月8日(月)23:59 ※発表申込の受付数に上限を設けますので,お早めにお申し込みください.
■ 論文投稿締切:7月9日(木)23:59
宿泊申込締切:7月17日(金)

今回のテーマは「自然とインタラクション」です.
産業革命以降のめざましい科学技術の発展により,人類はさまざまな科学技術に支えられた豊かな生活を作り上げてきた一方で,近年頻発しているゲリラ豪雨や超大型台風,地震,噴火など自然が起こす天変地異には科学技術は未だに敵いません.本研究会では,今一度「自然」に焦点を当て,人と自然との関わり方や,そこで発生するインタラクション,さらにそのインタラクション支援の可能性についての議論を,自然溢れる五島列島・福江島を舞台に行いたいと思います.「自然」をテーマとした研究発表に限らず,HCIに関する一般テーマの研究発表も広く募集します.みなさまの多数のご発表とご参加をお待ちしております.

発表申込と論文投稿のご案内
運営の都合上,今回の研究会では発表申込を受け付ける件数に上限を設けています.
申込順の受付となりますので,お早めにお申し込みください.


Webフォーム経由での申し込みになります.以下URLの「発表申込」メニューからお申込ください.
論文タイトル・概要・著者リストなどの情報を手元に用意した上で,
https://ipsj1.i-product.biz/ipsjsig/hci
からリンクをたどって,フォームに記入して申し込みをしてください.原稿の送付も同じシステムで行います.
原稿フォーマットについては情報処理学会の下記URLを参照してください.
http://www.ipsj.or.jp/kenkyukai/genko.html

■ 発表申込締切:6月1日(月)23:59 → 6月8日(月)23:59
■ 論文投稿締切:7月9日(木)23:59
※原稿締切が厳格化されています.一切の遅延が許されませんのでご注意ください!


発表に関する問い合わせ:sighci164@sighci.jp (@が全角になっていますので半角にご変更ください)
宿泊申込のご案内
施設名:カンパーナホテル
住所:長崎県五島市東浜町1丁目1番1号


HCI164+HCIPは合宿形式の研究会となりますので,原則として宿泊申込が必要です.
お部屋は和室,相部屋となります.1泊2食付き.15,000円(宿泊費+HCIP参加費)
宿泊は以下のフォームよりお申し込みください.
宿泊申込フォームはこちら
[申込期限:7月17日(金)]

※研究会で確保している部屋数に限りがありますので,お早めにお申し込みください.
※発表申込の有無にかかわらず,宿泊希望者は宿泊申込が必要となります.
※HCI164参加費は別途必要となります.
※7月31日(金)からの1泊分のみ申込を受け付けています.
※前泊・後泊をご希望の方はホテルまで直接お問い合わせください.

キャンセルポリシー
・7月17日以前:0%
・7月18日以降:20%
・前日以降:100%


宿泊に関する問い合わせ:宮城大学 鈴木 優(suzu at myu.ac.jp)
HCIPのご案内
HCIPとは,HCIに関連するテーマに関して,研究会の参加者全員で議論を行うワークショップ型イベントです.
合宿形式で行われる夏のHCI研究会では初日の夕食後に毎年開催されており,年齢や所属に関係なく,飲食をしながら自由に語り合います.

今回のテーマは決まり次第改めてお知らせします.
福江島へのアクセス
【空路】
飛行機を利用する場合は,福岡空港か長崎空港を経由するルートがあります.
7月は福江空港発着の便が1日7往復あります.
詳細は五島市観光協会のWebサイト等にてご確認ください.
予約:オリエンタルエアブリッジもしくはANAまで

福江空港から福江文化会館やカンパーナホテルがある島の中心部には路線バスが出ています.
福江空港にて乗車後,「五島バスターミナル前」バス停にて下車してください.そこから徒歩数分です.
飛行機の到着にあわせてバスが発車しますので,バスをご利用の方はお乗り遅れのないようご注意ください.
タクシーもご利用いただけます.

【海路】
フェリーや高速船を利用する場合は,博多港か長崎港を経由するルートがあります.
詳細は五島市観光協会のWebサイト等にてご確認ください.
福江港から福江文化会館やカンパーナホテルまでは徒歩で移動できます.

[参考サイト]
・五島市観光協会 http://www.gotokanko.jp/contents/access/
・五島市公式サイト http://www3.city.goto.nagasaki.jp/contents/individual/access.php
招待講演
<講演者>
林 良平(鹿児島工業高等専門学校)

<講演題目>
痕跡学への誘い

<梗概>
人が動けば痕跡ができる。痕跡をつぶさに観察すれば人の過去の行動が読み取れる。人は痕跡を見て行動を決めているから、痕跡を変化させれば人を動かすこともできる。
ここでは、人と痕跡がどのようにかかわりあっているのかを説明することを通じて、人の外側(環境側)から人間行動を説明したい。

<略歴>
2012年~ 鹿児島工業高等専門学校 一般教育科(文系)
2015年 大阪大学大学院経済学研究科単位修得退学(修士(応用経済学))
2006年~2008年 青年海外協力隊としてモンゴルに渡り、北京五輪に出場する競泳代表選手を育成する。

プログラム
■1日目(7月31日)
セッション1:一般講演(3件,15:30-16:45)
・眼球ロボットによる被視感が道徳性向上に与える影響
原 智仁,寺田 和憲(岐阜大学)

・ロボットの生物性と誤動作に対する許容度
西村 佑太,西島 智史,神田 智子(大阪工業大学)

・近しい人とのハッピー共感支援のための共感モデルの検討
山本 景子,西脇 彩,倉本 到,辻野 嘉宏(京都工芸繊維大学)

セッション2:招待講演(17:00-18:00)
・痕跡学への誘い
林 良平(鹿児島工業高等専門)

夕食等(18:00-20:00)

HCIP(20:00-22:00)
HCIPとは,HCIに関連するテーマに関して,研究会の参加者全員で議論を行うワークショップ型イベントです.
合宿形式で行われる夏のHCI研究会では初日の夕食後に毎年開催されており,年齢や所属に関係なく,飲食をしながら自由に語り合います.

■2日目(8月1日)
セッション3:一般講演(3件,9:30-10:45)
・結露を用いたディスプレイの結露生成機構に関する検討
辻本 祐輝,伊藤 雄一,尾上 孝雄(大阪大学)

・Flickey: 超小型タッチパネル端末におけるフリック操作を活用したQWERTYキーボード
石井 晃,箱田 博之,志築 文太郎,田中 二郎(筑波大学)

・音楽理解技術を利用したマイクロタスク埋め込み型 音楽ゲームの自動生成
中村 聡史(明治大学),十文字 優斗(東京農工大学)

セッション4:一般講演(3件,11:00-12:15)
・発光変化パターンのカオス性と周期性がアニマシー知覚に与える影響
稲葉 泰貴,寺田 和憲,深井 英和(岐阜大学)

・長期定点カメラ映像の分析支援システムの評価
阿部 哲也,箱田 博之,石井 晃,志築 文太郎,田中 二郎(筑波大学)

・Function + Action = Interaction
金谷 一朗(大阪大学),金澤 麻由子(神戸芸術工科大学),井村 誠孝(関西学院大学)



研究報告集について
・研究会活動のオンライン化と研究報告のオンライン出版(印刷物の廃止)について
http://www.ipsj.or.jp/03somu/kinen_jigyo/50anv/d-library/dl-sig.html
SIGHCI164担当
主査:河野恭之(関学大)
幹事:小倉加奈代(岩手県立大)/小松孝徳(明大)/寺田和憲(岐阜大)/光永法明(大教大)/井原雅行(NTT)/真鍋宏幸(NTTドコモ)/鈴木優(宮城大)/玉城絵美(早稲田大)
担当運営委員:鈴木優(宮城大)/片山拓也(神戸大)/中村聡(明大)/松下光範(関大)/山本景子(京都工繊大)