第 166回 ヒューマンコンピュータインタラクション研究会

概要
■ 開催期間:2016年1月21日(木)22日(金)
■ 場所:関西学院大学梅田キャンパス
  1日目の会場は1004教室,2日目の会場は1405教室です
■ 問い合わせ先:[email protected]

招待講演者として,三澤加奈(東京大/電通)さんをお招きします.
「−社会人博士奮闘記− 仮面型テレプレゼンスシステム、ChameleonMaskの着想から野望まで」を1日目にご発表頂けることになりました.
三澤加奈さん略歴: 2012年東京大学学際情報学府総合分析コース暦本研究室修士課程卒業,同年電通入社. マス・デジタル問わないクリエーティブ制作,事業提案を行う.現在は,オリンピック業務に従事. 2013年社会人博士で同大学に再入学.人の存在感を拡張させるテレプレゼンスシステムの研究に従事.現在に至る。

2日目の招待講演はなくなりました.

プログラムを公開しました(2015/12/22)
※プログラム中,招待講演にも発表番号を割り当てたため,一部の発表の発表番号を(当初公開したプログラムから)変更していますが,発表時間に変更はありません(2015/12/24).

今回の研究会のテーマは「ロボットとインタラクション」です.
私たちの日常生活の中で,ロボットが活躍する場面が徐々に広がってきています. また,自動運転車やヒューマノイドロボット,パワードスーツなど,より高度な 作業を行うロボットの実用化に向けた取り組みも精力的に行われています. それらのロボットでは,タスクの実行効率を考えるだけでは不十分であり, ユーザとのインタラクションをどのように行うのかが重要になってきます. 第166回HCI研究会では,ロボットとのインタラクションをテーマにした研究を 募集します.もちろん,ロボットの実体を伴わない自然対話システムや, HCIに関連する一般テーマの発表も広く募集します.

※託児サービス(無料)の提供が可能です.
研究発表会に参加される方で,託児サービルのご利用を希望される方は,上記問い合わせ先までご連絡ください.

※訪日旅行者の急増により京阪神地域の宿泊施設の予約が困難な状況が続いています.
遠方より参加予定の方は早めの宿泊先確保を強くおすすめします. 大阪市内での宿泊確保が難しい場合は尼崎,甲子園,西宮,芦屋や神戸市内などの阪神地域,新大阪以北や宝塚などの北摂地域も検討下さい. 研究会会場の最寄り駅は阪急電鉄梅田駅(茶屋町口,徒歩約5分)と地下鉄御堂筋線中津駅(M15,南改札,10分弱)ですが,JR大阪駅(御堂筋口,10分強),阪神電鉄本線梅田駅(東出口,15分弱),および市営地下鉄の御堂筋線梅田駅(M16,北改札,10分強),谷町線東梅田駅(T20,北東/北西改札,15分強),四つ橋線西梅田駅(Y11,北改札,20分弱)も徒歩圏にあります.
プログラム

【1日目:2016年1月21日(木)】会場:関西学院大学梅田キャンパス1004教室

セッション1:情報提示

13:30 - 13:55
(1) R-V Dynamics IllusionがSize-Weight Illusionに与える影響
西川 歩未・片岡 佑太・橋口 哲志・柴田 史久・木村 朝子(立命館大)

13:55 - 14:20
(2) 眼球型ディスプレイによる視線方向提示手法の開発
河野 大器・大槻 麻衣・葛岡 英明(筑波大)・鈴木 雄介(沖電気工業)

セッション2:コミュニケーション

14:30 - 14:55
(3) キャラクターの音と移動によるコミュニケーションにおける共鳴の効果
徳野 照馬・伊藤 淳子・宗森 純(和歌山大)

14:55 - 15:20
(4) ヒト型シルエットと身体パーツで表現された身体化エージェントの存在感がユーザに与える影響:皮膚コンダクタンス反応測定による検討
鈴木 聡・岡部 哲也・齋藤 涼・小方 博之(成蹊大)

15:20 - 15:45
(5) 教師役の身体化エージェントの外観と言葉遣いがユーザの学習に及ぼす影響:役割語に着目して
鈴木 聡・笹島 康明・小方 博之(成蹊大)・槻舘 尚武(山梨英和大)

招待講演

16:00-17:00
(6) −社会人博士奮闘記− 仮面型テレプレゼンスシステム、ChameleonMaskの着想から野望まで
三澤 加奈(東京大/電通)


【2日目:2016年1月22日(金)】会場:関西学院大学梅田キャンパス1405教室

セッション3:認識技術と応用

13:30 - 13:55
(7) スマート洗面化粧台へ向けた床面振動計測と行動認識の検討
小山 貴之・平井 重行(京都産業大)

13:55 - 14:20
(8) 札同士のオクルージョンを考慮した花札画像認識とその応用
圓谷 将大・高井 昌彰(北海道大)

セッション4:複合現実感・拡張現実感

14:30 - 14:55
(9) 複合現実空間を用いた電子彫像制作システム ~彫刻刀デバイスを利用した表面加工
西岡 大樹・川越 真帆・鈴木 大智・柴田 史久・木村 朝子(立命館大)

14:55 - 15:20
(10) モバイルARを用いた屋外通信設備の巡視点検教育支援システムの検討
弓部 良樹(日立製作所)・瀬川 修・山北 誠(中部電力)

15:20 - 15:45
(11) 視点位置情報の共有によるアバタベースARコミュニケーションシステム
宮津 研士郎・高井 昌彰(北海道大)

研究報告集について
・研究会活動のオンライン化と研究報告のオンライン出版(印刷物の廃止)について
http://www.ipsj.or.jp/03somu/kinen_jigyo/50anv/d-library/dl-sig.html
SIGHCI166担当
主査:河野恭之(関学大)
幹事:小倉加奈代(岩手県立大)/小松孝徳(明大)/寺田和憲(岐阜大)/光永法明(大教大)/井原雅行(NTT)/真鍋宏幸(NTTドコモ)/鈴木優(宮城大)/玉城絵美(早稲田大)
担当運営委員:真鍋宏幸(NTTドコモ)/松村冬子(青山学院大)/瀬川典久(京産大)/福地健太郎(明大)